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松林流の歴史と道場訓について、簡単に説明させていただきます。

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松林流空手道とは?

松林流空手道は宗家長嶺将真先生によって創設され、今日に至るまで「手」と呼ばれた沖縄空手の伝統を守り続けています。


松林流について

7世紀〜15世紀、城(グスク)時代と云われる沖縄の戦国時代の中で発生し、技の形が完成していったと云われる「手」(ティー)と呼ぶ武術が存在しました。その後「手」は近隣諸国の武術を吸収改革して発展して行きます。薩摩藩統治時代、主に民衆の間で刀槍などの武器使用の取り締まりが厳しくなり、「手」の技術がさらに練り込まれ継承•発展し続けました。その後、「手」の中の主に徒手空拳の技術が、特性•行われている地割によって「首里手」「那覇手(上地流を含む)」「泊手」と呼ばれる様になりました。この三流(または「小林系」「那覇系」「上地流」の三流)が「沖縄伝統空手」と呼ばれます。1960年代以降、新たな流派が加わり、現在の沖縄空手となっています。「沖縄伝統空手」は、その流派が何時誕生し、誰から誰に途切れる事なく昔から継承されてきたという歴史が必要です。特に「首里手(「小林系」)」は古来よりの「手」を継承したものと云われています。

我が松林流空手道は「沖縄伝統空手」継承者として、沖縄県無形文化財指定(1997年)をうけた宗家長嶺将真先生により創設され、「首里手」、「泊手」の系統を受け継ぎ、その伝統を守り続ける流派です。

「首里手」中興の祖と仰がれた松村宗棍先生と、「泊手」中興の祖と謳われた松茂良興作先生の名を後世に伝え顕彰する意味で、1947年(昭和22年)7月に両先生の「松」の一字を採って「松林(しょうりん)流」と命名されました。

世界松林流空手道連盟へ(英語)

松林流の哲理

松林流の道場では、「先ず其の心を正し」•「空手に先手なし」という哲理を道場訓として掲げて、心技体の体究錬磨を実践しています。さらに、宗家長嶺将真先生は空手修行者の心構えを示されました。

  1. 彼も人の子 吾も人の子である
  2. 彼出来るのに吾に出来ぬのは 自己限定の暗示を持っているからだ
  3. この暗示を捨てよ 彼三回やれば 吾五回もやろう
  4. 彼 もし五回やれば 吾は七回も十回もやるぞ
  5. 他力はやめよ 武蔵は云った「神仏を尊び神仏に頼るな」と
  6. 己を信じ ひたすら体究錬磨で心技体をこなそう
  7. 空手は一生のマラソンにして自己との戦い  ただ創造の努力あるのみ
  8. 青年よ 和して同ぜず 吾が道を行け

宗家長嶺将真先生について

「松林流」の最高指導者で、17歳でこの道に入り、以来70余年の空手歴を持つ。新垣安吉、喜屋武朝徳、本部朝基ら近代沖縄空手史に残るブシ(空手の達人)たちの教えを受け、後生の指導と空手道研究に尽くしてきました。空手•古武術の貴重な文化遺産として、沖縄県無形文化財に指定されました。先生の著書「史実と伝統を守る 沖縄の空手道」(The Essence of Okinawan Karate-Do)は「沖縄の空手」を「世界の空手」にする為に、その効果的な鍛錬法を体系づけされたもので、現在でも世界の空手愛好家のバイブル的存在です。